危ねぇ～

友人のチェロキーが、かなり危うい状態でした。

高速のバイパスから降りた時に、エンジンから変な音が？！
車を路肩に寄せボンネットを開けてみると、
ボンネット裏の防音材が悲惨なことになっていました。(・・?)

ファンベルトがささくれ立ち、ムチのように当たったからでした。
ささくれを切り取り、何とか帰宅をしたそうです。
根本の原因はクランクプーリーがズレてしまったため。w(￣Д￣;)w

アンダーカバーを外し、プーリーを確認してみると・・

２層構造の外側が若干前方に出ています。
中間のゴムがヘルニアの様に飛び出てきており、このままにしておくと
ゴムから外のリングだけが脱落し、ベルトが外れてしまうんです～

固くハマっているプーリーを外し、新品と比較をしてみましょう。

5ｍｍぐらいの段差があり、かなり危険な状態でした。
外したベルトもボロボロ～

上の新品と比べ、細くなりさらに亀裂が入っていてビックリ！
よくこれで何十キロも走って来たもんだ…(^-^;

プーリーを外したついでに、シールも交換します。

オイルは漏れてはいませんでしたが、いずれは漏れる箇所なので
早めの交換です。と言っても２１年目のお車ですけどね～。

無事作業は終わりましたが、同時期にオイル漏れが始まったとの事。

原因は簡単。
ちぎれたベルトがオイルホースを叩き続け、接合部に損傷を与えたことです。

古い車なので部品の在庫があるのか心配しましたが、国内に１本あり一安心。
もう１本も叩かれた跡があったので、早めの交換を見据えオーダー。
こちらは国内には無く、アメリカに１２本の在庫がありました。

とりあえず国内の方の部品が届けば、納車できそうです。。。