異常事態

昨日お預かりしたお車の部品が、午後にならないと
届かないので、午前中は愛犬キャビィのシャンプー。

綺麗に乾かし、昼ご飯を食べてから作業場へと向かいます。

さて修理のお車ですが、走っているとメーター内の水温計が
激しく上下することがあり、冷却水を見るとちゃんと入っているとの事。

症状を確認がてら自走でお預かりしましたが、確かに針が振り切ったり
急に戻ったりしておりますが、走行には問題なし。

しかし作業場まで残り半分ぐらい来た場所で、
加速が鈍くなりオーバーヒートの症状を感じました。

路肩でリザーブタンクを開けますが、水が吹くこともなく
適量の冷却水が入っているのを確認。この時点で異常ですよね。

持っていた水を追加でタンクに入れるやいなや、
急に吸い込みだしてラジエター辺りから大量の蒸気！(@_@)

どうやらサーモスタットが開かないぐらい、水が入っていなかった様です。
カスカスの状態で良くここまで走りました。(^^;)

これ以上は危険なため、積載車で作業場まで運び早速点検。
隙間に鏡を差し込み、確認してみます。

ん？　何かでかい穴の様な物が見え‥ます。
ホースを握ると、ヒュコヒュコと空気の音が聞こえます…(-_-;)

直ぐにシュラウドとファンを外し、怪しい部品を外してみると。

何と。

尋常では無い、めっちゃデカい穴が空いていました。(>_<)
こんなの見たことが無い！　右は新品です。

恐らく初めはクラックだったのだと思いますが、私が途中で
水を足したことで水蒸気爆発のような感じになり、吹き飛んだのでしょう。


新品部品を組んで、元の状態に戻します。

オーバーヒートしたので、オイルも新品に交換です。
これがオーバーヒートした車のエンジンオイルです。

熱で泡立ってしまい、オイル本来の性能は無くなっています。

冷却水を入れ、エアー抜きして試乗しますが、今のところ問題なし。
月曜日に納車しますので、それまでの間は試乗させて頂き
問題が解決したかどうかの確認を、引き続きいたします。(^_-)