チェックランプが怖い

かなり前の話ですが…。

子供が車内で遊んでいたらシートベルトがロックしてしまい、
締め付けられていると言うＳＯＳを、他のお客様づてに知らせが来ました。

その時の写真がこちら。(^^;)

もがいた事で、益々締まっている様子。

私がこのメールに気が付いて返信した頃には、
既にベルトを切ってしまった後でした。

若干、苦しがっていたとのことでしたので、仕方有りませんね。

先日そのお車が鈑金で入ってきたので、やっと交換できます。(^^;)
 
レクサスの後部シートは、電動スライドやシートヒーター、
空調ファンなどが装備されているので結構大変。

先ずはこのシートを外さなければなりません。

摘出したシートベルトです。（右）

事故の際の、強制巻き取り用の火薬が内蔵。

シートもそうですが、ベルトを含めて全てに電流が流れるため、
下手に弄るとチェックランプが点いてしまいます。
その場合には、コンピューターに繋いで消さなければなりません。(-_-)

残った部品も取り外して、元の状態へと組んでいきます。

今回は中古部品があったので、安く直せましたが
新品だったら相当な金額になったと思います。

最後にエンジンを掛けて、システムチェック。

チェックランプも点かずに無事に完成です。(^_-)

続いて、今回の鈑金修理した箇所を再コーティング。

大した傷では無かったので、綺麗に元通りに直っています。

研きを入れて、コーティング作業。

フェンダーで施工を切ってしまうと、色艶の違いが出てしまうので
運転席のドアでボカシて目立たなくしました。

これにて全ての作業が終了です。(^-^)