手が痺れました

本日も研き作業を約４時間。
昨日と合わせて、ボディー全体を４回研き延べ８時間以上。

何とか、私の納得の出来るレベルになりました。(^_^;)

輪染みが何層にもなっており、磨いても磨いても消えずに大変でした。

深く塗装に食い込んでしまっている部分もありましたが、
概ね良好です。激研きをしたので鏡面仕上げ状態。

本当は明日までの作業だったのですが、車屋さんが
お休みとのことで、頑張って詰め詰めで終わらせました。

直ぐに納めに向かいます。 

映り込みもバッチリ。(^_^)v


この車屋さんからのご依頼は、かなり大変な状態のお車が多く、
過去の車を含めて、勝手にワースト３を決めました。

先ずは第３位。

錆びたトタン屋根の錆汁を長年浴び続けた事で、車全体が
茶色くなり何をやっても取れなくなったお車。

傷はそれほどありませんでしたが、薬品を何種類も使ったため
指どころか手のシワまで無くなり、両手がグローブの様になりました。

完成後は新車の様にピカピカ。

元々傷が少なかったので、それが救いでした。


それでは第２位。

さっそく入選しました、今回のお車。

元々コーティングが掛かっていなかったので、雨染みが直接
ボディーを蝕んでいたため、取り除くのに苦労しました。

その上、黒いボディーなので体力の他に気疲れも併発。
ブログを書いている今も、手がビリビリ痺れています…(T_T)


そして第１位。

雨染みを取ろうと、スコッチで全体を磨いてしまったお車。(>_<)

水を掛けながら擦ったのだと思いますが、
拭き上げた後のショックは相当だったと思います。(^^;)

軍用車の様につや消しになってしまっており、全塗装する前に
少しでも可能性があればと依頼されたお車でした。

３日間、ひたすら研き続けて見事復活。
この時も手が痺れて、さらに握力が無くなりました。

磨きすぎると塗装が無くなるし、強く磨かないと傷が消えないしと、
力加減と塗膜の状態を良く見ながら試行錯誤しました。


いずれのお車も、弊社のコーティングが掛かっていれば、
この様な状態にならなかった事でしょう‥(=_=)‥

仮に、同程度の痛み方になったとしても、
その作業量は数分の１で、車にもストレスを与えずに済みました。


このように、時々大変なお車を依頼されますが、
それは弊社をご信頼頂いている証だと思っています。

沢山のお客様の最後の砦として、
ご期待に添える様に今後も精進して参ります。(^_-)