以前、軽自動車の車検をご依頼頂いたお客様が、
今回も遠路はるばる、もう1台のお車をお持ち込み下さいました。
お客様ですが、もうお友達ね。(^-^)
週末に掛かるため、直ぐに必要部品の検索。
部品屋さんは週末はお休みになってしまいますからね。^^;
ボンネットを開けると、ほんのり甘い匂い。
エンジンの前部に何か漏れている痕跡。
どうやらオイルでは無く、冷却水の様な感じ。
冷却水も若干少なくなっています。
以前、他の業者さんがサーモスタットを交換したそうです。
ちょっと怪しい。(^^;)
次にプラグの確認。
4番から外していきますが、3-2-1にしたがって
プラグがかじりついていて、外すのが大変でした。
プラグはプラチナで、焼けは特に問題なし。
ギャップが若干大きかったので、禁断のギャップ調整。
プラグのかじりが気になり、プラグコードを点検。
すると各気筒ごとに抵抗が大きく違っていた上、数字が大きすぎ。
1番と4番では倍ちかいの抵抗値。
プラグが焼き付いていた1番2番は、異常燃焼していたのかも知れません。
走行距離が20万キロを軽く超えているので、交換を検討。
続いてスロットルバルブを見てみましょう。
表は若干汚れている程度に見えましたが、スロットルの内側は
黒いボコボコが鍾乳洞の様に、壁じゅうに付いていました…(^^;)
カーボンが相当蓄積していてヘッドバルブが閉じきれず、
燃焼の吹き返しが有るのでしょう。
パワーダウンな上に、燃費も悪くなります。
ブレーキの部品は前もって注文しておいたので、
既に手元にあります。さっそくオーバーホールです。
フロントのブレーキキャリパーです。
比較的綺麗でした。(^_-)
続いてリアのキャリパーは…
かなり酷いです。今までオーバーホールをしていないような感じ。
錆が進行し、ピストンにまで及んでいました。
ブレーキオイルの漏れる危険性があります。
錆を落とし、ピストンを磨いて組み戻します。
ブレーキペダルの外側に着いている、ブレーキマスター。
これもバラしてオーバーホールし、ブレーキ廻りが一新されました。
大体の状態を把握しましたので、エンジンルームと
下廻りを高圧洗浄で綺麗に流し、明日からの整備に備えます。
これから数日は、色々と楽しめそうです。(^O^)
さて、こんな物を頂きました。
何だと思います?
地元のクラフトビールだそうです。いわゆる地ビール。(^_^)/
素朴なパッケージが、それっぽくて良いですね~
今日は帰宅が19時を過ぎてしまったため、冷やして
飲むことが出来ませんでした。明日以降のお楽しみです。。
本日は、昨日車検をしたお客様に頂いた黒ビールを頂きま~す。!(^^)!
さてさて、もう一つ持って来て頂いた物が‥
手作りのケースに入っております。
今日は時間が無くなってしまいましたので、後のお楽しみです。(^_-)