修理から車検へ

お得意様のお車が、エンジンのオイル漏れと
冷却水のポンプからの異音でご入庫です。

軽ワゴンなので、エンジン類はお尻の下。
整備性がちょっと悪いですね～(^^;)

ごちゃっとホースや配線があるなか、それらを外したり
避けたりしながらの作業です。人間の手術みたいですね。

カバーを外したエンジン内は、こまめにオイル交換を
されているのでとても綺麗でした。(^_-)

オイル漏れの原因である、パッキンを交換して元に戻します。

このカバーの淵にある溝に、パッキンが入ります。
古くなってくるとこのパッキンが硬くなり、オイル漏れを生じます。
特にこの車は、エンジンが少し寝ているのでオイル漏れは持病のようなもの。

次に冷却水を循環させるウォーターポンプの交換です。
水作業のため、写真は完成後。

矢印の部分を交換しました。

これが摘出された物です。

ベルトで回されると、写真で上の方にある羽根で水を
圧送しエンジン内部を冷却させます。

車を上げて一通り修理をしましたが、実は月末が車検終了日。
車検はいつも、お付き合いでディーラーに出していたそうですが、
ここまでの作業で車検の半分をしたようなものなので、
今回は車検を含めた全てをお任せ頂きました。

この後は、下廻り・ブレーキ回り・ライト回りなど
車検整備に則った修理や整備をして終了です。(^O^)

テールライト内に水が浸入していました。

しっかりと中を乾かし、周囲をコーキングで防水し直し完成です。

明日は本車検です。