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今朝は曇っていましたが富士山がよく見えました。

お日様でのグラデーションが綺麗です。

本日は、お得意様からのご相談頂いた件でのお預かり。
高速でブレーキを掛けると、ボディー振動が起こるそうです。

恐らく、リアブレーキに不具合がありそうです。
早速タイヤを外して確認してみます。車種はアウディA6。


走行距離が短くローターの歪みは考えにくいかな。

ローターに不自然なドーナツ模様。
ブレーキパットも外して、単体で点検。

裏面のパットは大体当たりが出ていますが、
表側のパットはローターに半分しか当たっていない様です。

通常ブレーキは前輪の方が制動力が強く、街中ではリアブレーキは
補助程度なので、この半分だけでも充分な制動力が生まれます。

しかし高速になると、それなりの大きな制動力が必要になるため
リアパットにも大きな力が加わる様になります。

その際に、パットの当たり面が半分だったり全面になったりする事で、
制動力にバラツキが出てボディー振動になっていると推測。

また、このパットはノンダストパットで、通常のパットより固めなので
この様な症状が出やすいのだと思います。

ローターの表面を粗めのヤスリで磨いて荒らします。

パットの表面も磨いて、焼けて硬くなった表皮を削り
元通りに組み直して終了~(^_-)

これでお互いに削り合い、当たりが出てくると思います。

最近の車は電気式のサイドブレーキで、ドアを開けたり
エンジンを止めたりすると勝手に掛かるので、いちいち面倒くさかった…(-_-;)

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